庭木の消毒
そもそも庭木に消毒って必要?忍びよる害虫・病気の危険!
庭木は、病気にかかったり、害虫によって生育を妨げられたりすることがあります。病害虫は放っておくと最悪庭木が枯れてしまうこともあります。病害虫の駆除や予防のためには適切な消毒が必要です。
庭木の消毒とは?
庭木を「害虫から守る」、「病気から守る」ためには定期的な消毒が必要になります。薬剤の種類には害虫を駆除するには殺虫剤、病気や害虫の予防や、病気を治すためには殺菌剤を使用します。その両方の役割を兼ね備えた殺虫殺菌剤というものもあります。
①どんな病気や害虫に効果がある薬なのか
②周辺環境で薬剤による影響が出ないか
③植物の種類に適した薬剤であるか
上記の3点を必ず確認して、選ぶようにしましょう。消毒剤は強い薬なので、用法用量を必ず守って消毒を行ってください。マスクと手袋もするようにしましょう
害虫や病気の危険性
病害虫は、庭木に具体的にどのような影響や危険を及ぼすのでしょうか。害虫は種類が多く被害も多岐に渡ります。害虫のなかには庭木の汁液を吸って、庭木の生育に悪影響を及ぼすものもいます。
害虫をそのままにしておけば、卵を産み増えていき被害は大きくなります。特に幼虫は刺されたり触れたりすることで、痛みや炎症を起こす危険もあるので要注意です。また、害虫のフンからは細菌が繁殖して、庭木に被害をもたらします。害虫は増加するのを食い止めなくてはなりません。
庭木の病気は、土壌や気象条件、大気汚染物質など周辺環境から病原菌が発生することで起こります。害虫と同じように病気の種類も多く、根・幹・葉にさまざまな形で症状が表れます。異変を感じたら、どの部位にどのような症状が表れているのかを把握することで、対処法がわかるので、些細な変化にも気づけるようにしましょう。
庭木の病気の治療は約1〜3年と根治に時間がかかるため、早期発見をすることが何より大切です。
消毒が必要な時期は?
消毒が必要な時期は、病害虫が活動する暖かい時期はもちろんのこと、冬の間も予防目的として必要です。
1年のなかで大きく分けると、1〜2月は予防、害虫が活発になる3〜5月は殺虫、病原菌が発生しやすい7〜9月は殺菌という目的で消毒を行う必要があります。特に7〜9月は害虫、病原菌が最も発生しやすい時期なので、こまめに行うようにしましょう。
多岐にわたる病害虫や木の種類などから適切な薬剤を選んで、庭全体にくまなく消毒を行うことは、簡単なことではありませんし、手間のかかる作業…。せっかく自分で庭木の消毒を行っても、時期を誤ったり、方法を間違えればもったいないです。
当方では、安心して利用していただけるように取り組んでいます。庭木は消毒時期に適切に行うことで健康な庭木を守れます。庭木は家の外観を彩る大切な財産ですし、美しく育てて素敵な庭づくりをしていきましょう。
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